◆長澤こうすけ
委員 分かりました。ただ、先ほど冒頭にも申し上げたとおり、
審議する時間、
内容をしっかり精査する時間がありますから、そういった
意味では、
タイミングしっかり計っていただいて、仮に
臨時会が開かれたとしても、我々はその
内容をしっかりと見てやっていく必要があると思います。
そういったことも、今後、念頭に入れて
議案として出していただけるということでよろしいですか。
◎
工藤 副
区長 特に
補正予算は限られた時間ですけれ
ども、去年も
総務委員以外の方にはなかなか
情報が行かないという話もありました。全
議員に伝わるように、限られた時間ではありますが、
事前にしっかりと
説明できるようしていきたいと思っています。
◆長澤こうすけ
委員 議案に掛けるときにはしっかりと
審議できる時間を、
事前にという言葉を言えば、先日と同じように1日前に言ったよ、2日前に言ったよということで終わってしまいますから、
事前に
審議ができる、
内容を精査できる
タイミングで、仮に
臨時会に掛かったとしても、そういったスキームでやっていただく必要があるかと思いますが、いかがですか。
◎
政策経営部長 補正予算を計上するときには、きちんと
事前に
皆様方に御
審議いただける時間を確保できるように、最善に努めてまいりたいと思います。
◆長澤こうすけ
委員 例えばですけれ
ども、どうしても
区民生活に影響するもの、通さないといけない
補正予算だったり
予算もあると思います。
しかし、立ち止まって慎重に
審議をして、また足したり引いたりしないといけない
補正予算もあると思います。そういったものが全部一緒くたで、その1つだけ止まってしまうことによって様々な弊害が出てくる。今回、
総務委員会のこの
補正予算審議ではそういったところが露呈しました。
そういった
意味でも、慎重にそこを切り分けて
議会に出していただきたいと思いますが、いかがですか。
◎
政策経営部長 総務委員会が継続になったとき、あと昨日、
区民委員会が継続になったとき、いずれも各
部長を集めて
情報共有をしております。
すみません、
総務委員会と
区民委員会がそういう
事態になってしまいましたが、同じことがないようにということで、部室長に
情報共有して、二度とないよう進めていきたいと
考えております。
◆長澤こうすけ
委員 この
審議を
会派でしたときに、
補正予算を止めると
区民生活が困ると、止めているのは
議会だと言われるという話が出ていました。
執行機関の方からそれを止めているのは
議会だと言われる声があるということでした。
ただ、私
どもは手続として、私
どもが止めているというよりも、
審議をしっかりとしたいということです。出し方が問題だったと捉えていただく必要もあるかと思いますが、その点はいかがですか。
◎
区長 今回、2回目の
総務委員会の開催の大元は、私
どもが
審議に必要な
情報を
委員会の前にお出しできなかったことがそもそもの
理由だということは、全
管理職周知しているところですし、そのように思っているところでございます。
◆長澤こうすけ
委員 そういった声が出てくるということをほかの
会派の
議員が耳にしていましたけれ
ども、そういった声が出てくること自体が、私は問題かなと思っております。
私
どももいいものはしっかりと通していって、
議会として、
チェックアンドバランス、バランスを取っていきたい。
まちの声を聞いて、ここを足した方がいいのではないか、ここは引いた方がいいのではないか、こういったものをやっていきたいという思いの中で、選挙を戦わせていただいて
議員になっているということですから、そこを
議会が止めているとか、そういった声がちょっとでも出てくること自体が問題だと思っていますので、その点は先に御指摘をさせていただきたいと思います。
冒頭、
区長からも
お話をいただきましたけれ
ども、この進め方についてより慎重にやっていただくということですけれ
ども、具体的にどのように慎重に
予算を組んだり、政策を
チェックしていくのか、最後に教えてください。
◎
政策経営部長 先ほど
財政課長から、
補正予算の作成に10日間という話がありましたが、各所管については、その
予算の計上から、その
必要性、各
事業者へのヒアリング等を含めて、
補正予算を上げるまでに1か月、2か月の月日を掛けております。
同じように、今回、
説明が不足していた部分、各部室長で
情報共有して、何がいけなかったのか、
議会の
報告の
タイミング含めて
情報共有しております。
補正予算を掛けるときには、きちんと十分に、
議員方に
審議、検討していただく時間を確保するというところが大前提になりますので、
報告する
タイミング等含めて、全庁的に
共有しているところでございます。
◆長澤こうすけ
委員 議会に
報告ではなくて、今回のこういった件を受けて、何が変わったんでしょうかといったところをお伺いしたい、何を変えるのかというところです。
◎
工藤 副
区長 今回の原因の一番大きいものは、
議会への
説明が至っていなかったということでございます。そういう
意味で、しっかりと紙に、いつ、誰に、どういう
タイミングで
説明していくのかということをきちっと記録にまとめて、それを
確認していくということを徹底していきたいと思っております。
◆長澤こうすけ
委員 これで最後にします。私、先ほどから申し上げていて、ごめんなさい、私の言葉足らずでちょっとかみ合っていないなと思うのですが、
議会への
報告というよりも、要は、区が
事業を始めるときの計画とかそういった体系、そこが、今回のことを踏まえて、
議会報告が遅れたというよりも、例えば
建設業法に
抵触する
可能性があるとか、そういったところを指摘させていただいているんですね。
議会に
報告すればいい、早く
報告すればそもそもこの件が問題なかったかのように先ほどから答弁受けていますけれ
ども、そうではないといったこと、御理解いただいているのでしょうか。
◎
工藤 副
区長 議会説明だけではなくて、
予算を組む
段階に当たっての法的根拠ですとか、それぞれの所管からの
緊急性、
必要性、この辺の
内容もしっかりと
共有をして計上させていただきたいと思います。
○
吉岡茂 委員長 他に質疑。
◆ぬかが和子
委員 今回の
債務負担行為の変更の部分については、いわゆる
債務負担行為の変更ということで、
工事の手法そのものが
議案になっているわけではないわけですよね。そういう点では、若干、私は自民党とは見解が違うところです。
ただ、それにしても、先ほど来御答弁いただいているように、直前に出したことで混乱を招いたというのは正にそのとおりで、そういう点では本当にしっかり対応していただきたいと思っています。
先ほどの
補足説明資料に対しての
説明、また答弁の中で、
エリアデザイン調査特別委員会に対しても必要な
資料は提示して議論できるようにしていくんだということを言われていますが、
事前説明をいただいた
エリアデザイン調査特別委員会の
資料では、ここの部分の記述は僅か一行です。
これは追加
説明文書を出していくということでよろしいのですか。
◎
道路公園整備室長 現在、
資料作成中でございまして、出来上がり次第、
事前に各
会派、エリアデザイン
調査特別
委員の皆さんに御
説明をして当日を迎えるように準備をしていきたいと
考えております。
◆ぬかが和子
委員 それと、この
補足説明資料の中で、11月17日と10月28日のところが非常によく分かりません。10月28日のところには
入札の不落と書いてあるんですよ。不落なんだと思っていたら、不調だと書いてあるんですよ、その次には。
不落というのは、皆さんもよくお分かりのとおり、開札してみたら金額が上回っていて落札者がいないことですよね。不調とは全く違う。
これ間違っていませんか、どっちなのですか。
◎
道路公園整備室長 表現としては、11月17日のところについては、正式には不落と表現するのが正しい表現と思います。修正させていただきます。
◆ぬかが和子
委員 一応これは
委員会の
資料なわけです。先ほど来早め早めに
資料を提供するとか、これはおとといのことで慌てて作ったのだと思うけれ
ども、今日
説明を受けているから、こんなことを
委員会で指摘しなくてはいけないわけよ。
これ
事前に分かっていれば、
委員会でわざわざ指摘しなくても、これ違うのではないですかと言ってあげて済むだけの話ですよ。
そういう点でも、早め早めにきちんと
情報を提供することはお互いにとって大事なことです。その辺、もう一度答弁お願いします。
◎
道路公園整備室長 資料を早急に取りまとめて、
委員会スケジュールに余裕を持って
説明できるように努めてまいります。
◆ぬかが和子
委員 そうしますと、この
資料については、「不調」ではなく、ここの①は「不落」に訂正するということでよろしいですか。
◎
道路公園整備室長 正確にはそのような形になるので、修正をさせていただきたいと思います。申し訳ございませんでした。
◆ぬかが和子
委員 それと、今回も橋梁を伴う
工事だったがためにこのような
事態になったという点では、
足立区にとって、川も多いし、橋梁
工事多いけれ
ども、大体が不調になるわけですよ。
橋梁ができる
事業者というのは、区内にいるのでしょうか。
◎
道路整備課長 業種、業態を橋梁ということに絞りますと、ランクで言うと、Aランクの業者がいないというのが実態でございます。
◆ぬかが和子
委員 そうなんですよね。だから、不調を繰り返すわけですよ。大体が、橋梁が架かるものについてはこういういろいろな問題が起きてくるわけです。ですから、ここについての対応をどうするのかというのは、今後も続く
可能性あるわけですよ、ほかの
工事でも。
そこで、この辺についての対応をどうするのかというのは、しっかり
考えて、そして対応策を出していく必要があるのではないかと思うのですが、
区長どうでしょうか。
◎
工藤 副
区長 これは
足立区だけではなくて、東京都全体も、橋梁の
工事については、不調ですとか不落が非常に多い
状況です。
そういった
意味で、区としてどういう対策が取れるのか、今のところアイデアはないですけれ
ども、橋梁メーカーの方とも
お話をして、どういう
状況なのか、そこを
確認して対応策を
考えていきたいと思っています。
◆ぬかが和子
委員 橋梁ということで明確にすれば、区内で
事業者はいないわけですよね。だけれ
ども、1回目の
入札では、区内の業者に絞ってのJVでの不調だったんですよね。最初から不調なのは分かっているじゃないですか。分かっているに等しいわけよ。
つまり橋梁
事業者がいなくて、全都的にも大変だという課題があるかもしれないけれ
ども、
入札の仕方も含めてこの間
入札改革いろいろ出したわけでしょう。いろいろ
意見もあるけれ
ども、
入札が成立しないのでは話にならないのだから、そこの在り方を関係業界、関係者ともよく話し合って方向性を出していく必要があるのではないかと思っています。どうでしょうか。
◎
工藤 副
区長 そのとおりだと思います。今回、1回目に区内本店縛りということで発注しました。花瀬橋の方は、区内
事業者で受注した実績がございます。そういった
意味で、もともと関係団体との話合いの中で、まずは、本店ということで発注するというルールで発注をしましたが、現実的に非常に厳しいということで、区外の方にも拡大をしてきたところでございます。
これについても、区内関係
事業者とは
意見交換をしながら進めていきたいと思っています。
◆ぬかが和子
委員 私も、区内
事業者優先は大前提だと思っています。だけれ
ども、こういうことが繰り返されることは、非常に
区民にとってマイナスになるわけです。
ですから、そこについては、関係機関ともよく相談をしながら、どうしていくのかというのは今後も
考えていっていただきたいと強く要望して、質疑を終わります。
○
吉岡茂 委員長 他に質疑よろしいですか。
◆おぐら修平
委員 私から、
委員会の直前、10分前に紙を渡されただけなので、
説明もなかったので理解できなかったので、改めて
確認です。
三井不動産から
建設業法への
抵触が懸念されるためということで、
協定による
施行は困難であるという
回答をいただいたということですが、
建設業法のどの
法律条文に
抵触するおそれがあるのか、どういったことでの
抵触で駄目なのかということを改めてお尋ねします。
◎
道路整備課長 今回、当初は鉄道の
協定のようなことをイメージしてスタートをさせていただきました。
当初からそういった
リーガルチェックも受けていればよかったのですが、進めていく中で、鉄道との大きな違いとしまして、今回、区の方で設計、積算、図面を描いていて、その状態で
三井不動産と
協定を組めないかということで
協議が進んでいった。
そうしますと、
三井不動産としては、
内容が固まったものを完成させるとなると
建設業法で言う請負契約にみなされるのではないか。
三井不動産としては請負契約はできないということで、設計が固まっているという点で、ちょっと違いがあってなかなか難しいというところでございました。
◆おぐら修平
委員 それは
事前に分かることですよね。何でこんな直前の
事態になってそういうことになったのでしょうか。
◎
道路整備課長 我々も、先ほど
工藤副
区長からもありましたとおり、
可能性の
段階で
議会に
情報を提供していったというところでありましたが、確かにおっしゃるとおり、
事前に
確認すればよかったという点ではございます。
ただ、すみません……。
◎
工藤 副
区長 区の作った図面、積算
資料に基づいて
三井不動産と
協定を結ぶのは
建設業法には
抵触するということですけれ
ども、私
どもの
資料を参考に、向こうがそこを積算して作れる
可能性はあるのではないかということが、鉄道の
協定と同じような仕組みでできないかという私
どもの
考え方の一つであったところでございます。
◆おぐら修平
委員 では、区の方の提示というのは法的には問題なかった、でも、相手方は
法律に
抵触するおそれがあるから断ったということですか。
◎
工藤 副
区長 三井不動産の方は、そういった図面を作ったり積算をしたりするということが、社内ではできないということでございました。
ということは、区の
資料を基に請け負うようなことになってしまうのではないかという判断で、向こうは請負に
抵触して
協定ができないという判断になったと
考えております。
◆おぐら修平
委員 それも
事前に、それこそ担当者レベルの打合せで分かる話ではないのですか、どうなのでしょうか。
◎
区長 私が
説明を受けた
段階では、当初、
三井不動産の方もいけるのではないかということで、一旦引き取られたと。こちらが申し出た
段階で、これは請負になりますからできませんよということではなく、先方としても、かなりの確率で受けられるのではないかということで一旦引き取っていただいて、ただ、最終的にあちらも会社内にある法務課でいろいろ議論されたところ、これは厳しいのではないかという結論に至ったということです。
そこのところで私
どもも、いや、困難はあるかもしれませんがというような、
事前にきちっとした
リーガルチェックをしておけば、それを前提に交渉はできたかとは思っております。
ただ、担当者同士では、いけるのではないかという感覚の中で、いけそうだという感覚を持ったものですから、
議会に
可能性としてお示しした面がございまして、そこは私
どもの見込みの甘さということで、大いに反省しているところでございます。
◆おぐら修平
委員 正に、今、
区長答弁されたとおりだと思います。
事前の
リーガルチェックではないですか、この問題の発端は。そこに至らなかった背景、原因、詰めの甘さ、どこにあるのでしょうか。
◎
道路整備課長 おぐら委員、御
発言のとおりだと思います。始まった際は、我々も、逆に設計をしているので、東武鉄道と同じように事務費の面では抑えられるのではないか、メリットが大きいのではないかということで進んでしまったのですが、
おぐら委員御
発言のとおり、
事前の
リーガルチェックをしていれば防げたと思います。これは反省しております。
◆おぐら修平
委員 今、
区長が手を挙げられようとしたので、もし何か補足というか、答弁があれば。
◎
区長 先ほど来、東武鉄道との様々な今までの
事業の経験の中で、それが横引きできるのではないかと解釈してしまった、そこの甘さは確かにあったかと思います。
ペデストリアンデッキという区でもなかなか経験のない
事業をするに当たっては、単に今までの経験を横引きするという安易な
考え方を冒頭からきっちりと排除すべきだったと。今になっては、そこのところが反省点かと思います。
◆岡安たかし
委員 先ほどぬかが
委員からも話がありましたとおり、
ペデストリアンデッキの
工事手法等に関しては、ずっと
委員会でも
審議してきてここに至っているわけで、私
どもも、この
債務負担行為の金額等に対して、あるいはこの分け方に対しての
審議ということであれば、それは必要なのかなと思いますけれ
ども、
工事手法ということに関しては、るる
審議し尽くした後でのこの話かなと受け止めております。
必要か、必要ではないかという点に関しては、
会派によって議論も分かれていますけれ
ども、必要不可欠ではもちろんないですね。これがなければ交通広場が成立しないというわけではない、あればあったで便利です。ないよりはましですし、床面積、有効利用面積が増えるわけですから、これは便利なものです。あとは、対
費用効果というところでどう判断するかということだろうなと思っております。
今回、11月17日に
エリアデザイン調査特別委員会において、
三井不動産との
協定による
施行と、4回目のその1
工事、その2
工事を合併した発注を並行して検討していくという話をしたということですが、ここにいる8人の
総務委員会所属
議員全員が、
エリアデザイン調査特別委員会の
事前説明ですとか傍聴しているわけではないので、改めてこういう話があったと。また、この最終ページに別紙で付いているこの図、視覚的にすぐ分かる、その1
工事とその2
工事を一緒にして発注しますよと。こういう
事前の
資料提供、
情報提供は欲しかったなと思っております。
その上で、
債務負担行為は発生するだろうなというのは、
令和5年度末までに完成させられないというところで薄々分かるわけですから、あとはその金額に関してどうかというところだと思います。
一つ聞きたいのは、3回の不調、不落を受けて、4回目でその1とその2を合併すると。そもそもこの10月28日の3回目の時点で、その1
工事とその2
工事を合併して出せなかったのか、この点どうなのでしょうか。
◎
道路整備課長 2回目の
入札不調の
段階では、
入札の参加の条件が厳しかったということで、参加者が少なくて成立自体しなかったんですね。
そういった
意味からすると、まだ緩和する余地がありましたので、3回目に関しましては、最大限緩和をしまして、まず
入札を成立させるというところでしたので、まだ、その1
工事とその2
工事を合体させるという視点よりは、まずは広くして
入札を成立させるという視点で進めておりました。
◆岡安たかし
委員 3回目で区外を入れたということですか。
◎
道路整備課長 2回目で区外は入れていたのですが、まだJVでなければ駄目ですよという縛りがあったというところでございます。
◆岡安たかし
委員 今回、スケールメリットがあるということで、更に
入札としては成立しやすいのではないかと区としては想定していると思いますが、私もそう思います。
できればこの3回目のときに、JVを外すのと同時にここも検討する、これはもちろん後になって言える話ですが、どうせ発注しなくてはいけないのでしょうから、その2
工事をやればよかったのかなと思っています。
この4回目、区がまた
入札するわけですけれ
ども、その1
工事に関しては、
予算は一緒ですよね。ここはどうなのですか。
◎
道路整備課長 岡安
委員御
発言のとおり、
予算は同じでございます。
◆岡安たかし
委員 ですから、少なくともその2
工事はくっつけるにしても、その1
工事に関しては、不調、不落だった条件を変えてもそのままの金額なんですよ。恐らく金額の問題も大きいのかなと思っております。
それで、その2
工事をくっつけるわけですが、その2
工事の
予算がくっついてスケールメリットが出て、これ実はどんどん、知ってのとおり、
工事に関しては安くなる傾向というのはないですね、今。よくて横ばい、ほとんど増額なんですよ。
こういう中で、また不調、不落にならないかという懸念は非常に持っていますけれ
ども、その点どういう見通しなのか、もう一度教えてください。
◎
道路整備課長 岡安
委員御
発言のとおり、昨今、目まぐるしく物価高騰しておりまして、安くなるというより、どんどん
工事費が高くなっている傾向がございます。
毎月、基準の単価が改定されますので、その最新の単価で発注いたしますので、現時点ではそういった高くなっている単価に適用したもので出せるということで、このスケールメリットを生かして、何とか
入札が成立できればと
考えております。
◆岡安たかし
委員 しつこい言い方になって申し訳ないですが、そうしますと、やはり10月28日の3回目で一緒に出して、もしそこで
入札が成立した場合と、今回で
入札成立した場合、金額が違っていたのではないですか。今回の方が高くなるのではないですか、そこどうですか。
◎
道路整備課長 毎月単価が変わっておりまして、実態を申し上げますと、10月頃までかなり上がってきている
状況ありました。それ以降、10月から現在にかけては、上がっているものもあれば下がっているものもあって、そこまであまり変わらないのかなという、単価を入れ替えるとそういう
状況でございますので、何とか変わらずいけるかなという思いを持っております。
◆岡安たかし
委員 私が大手のゼネコン数社と話している限りは、そんな感じではないなと思っております。
まあ、いいですよ、それは分からない話ですから。10月28日にやっても高くなってしまった
可能性もありますし、分からないです。
ただ、先ほど来各
委員からも
お話があったとおり、熟考してほしいですよね。よく
考える。ここの時点でこういうふうに発注した方がよかったのではないかとか、
事前にある程度業界の話を聞いて、JV難しそうなら単体も入れる、あるいは先ほど
委員からもあった、区内では難しそうだと分かれば、区外も支店が区内にあればオーケーにするとか、そういう発注をしないと、どんどんぎくしゃくしたり、時期がずれていったり、何回も
入札したり、金額が増えたり、本当に踏んだり蹴ったりだと思います。
我々
議会は苦情を言わなくてはいけないし、皆さん方は怒られるし、やはりよく
考えてやった方が効率いいと思います。
もう一回ここは仕切り直しですから、しっかりやってもらいたいと思いますが、再度決意をお願いします。
◎
工藤 副
区長 今回発注に当たりまして、様々団体の皆様とも話合いをしてこういう経過になりましたけれ
ども、やはり大胆に変えなくてはいけないときもありますので、それは業界、そして
議会の方にもしっかりと
説明して適切な対応にしていきたいと思います。
それと、4回目の
入札に当たりましては、金額はやはり上昇しておりますので、何とか取っていただけるように、私
どもも適正な金額の設計に心掛けているところでございます。
◆岡安たかし
委員 最後にします。先ほど来申しましたとおり、
ペデストリアンデッキはあった方がいいのはいいです。ただ、なければ広場として成立するものではない。最後は、我が
会派はやはり
費用対
効果だと思っているのですが、
費用対
効果はあるという
説明が前回、
総務委員会でありました。
ただ、その
費用対
効果の
説明、たしかぬかが
委員も再度
説明を求めて、あのときの
説明でもまだよく分からないのですが、こう、こう、こうだから
費用対
効果として十分成立しますよというのを、もう少し分かりやすく、もう一回教えてほしいのですが。
◎
道路整備課長 費用対
効果につきましては、国庫
補助金を採用する際に、
駅前広場を
整備する際の
費用対
効果の算出のガイドラインがございます。それは、ぬかが
委員からも御
質問あったとおり、
駅前広場を造ること、また
ペデストリアンデッキを造ることで、交通の利便性が高まるものを便益、利益に換算して、それと掛かるコストを比較して、1を上回れば国庫
補助金も頂ける、十分
事業が成り立つという
考え方で算出しております。
こちらの算出につきましては、ガイドラインに基づいてやっているのですが、このあたりも
エリアデザイン調査特別委員会の方で
説明するように準備をしておりますので、しっかり対応していきたいと思っております。
◆岡安たかし
委員 では、その
エリアデザイン調査特別委員会の
情報待つしかないということでしょうけれ
ども、分かりやすく是非作ってもらいたいのと、
情報提供としてこの
総務委員会にもしてもらいたいなと思っております。
ごめんなさい。もう一度、最後にします。区外業者また参加可能とするということですが、4回目
入札。これは支店が
足立区にある業者、もしくは支店関係なく区外に呼びかけてしまう、どちらですか。
◎契約課長 次の
入札において最大限の参加者を募りたいと思っておりますので、基本的にはそこの枠というか、条件はなくしたい、そういう方向で検討してまいります。
○
吉岡茂 委員長 他に質疑よろしいですか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
吉岡茂 委員長 質疑なしと認めます。
それでは、各
会派の
意見をお願いいたします。
◆長澤こうすけ
委員 様々
質問もありましたし、
会派の中でも多角的な視点から議論をしてまいりました。
中には、これ駄目なのではないか、そういった
意見もありましたけれ
ども、そういったところも
質問させていただきましたし、これからも
議会としてしっかりと駄目なところに関しては指摘をしながら、ただ、ちゃんと
補正予算を組んだ根拠を示していただいて、それを我々としても、
チェックアンドバランスを果たしながら、共に
まちづくりを進めていく。今回、そのための必要な
補正予算だと思いますので、可決といたします。
◆岡安たかし
委員 北綾瀬の駅前交通広場以外に関しては、我が
会派としては必要不可欠だと思っております。
ずっとやっているこの
ペデストリアンデッキに関しては、9月26日、この
報告にもあるとおり6億3,000万円もここでアップして、ここも精度が低かったと書いてありますけれ
ども、低かったのではないでしょう。違っていたんですよ。もっと言えば間違っていたのですから、ちゃんと書いてほしいなと思います。
こうやって金額が変わってきているというのは、花畑もそうですけれ
ども、やはり
費用対
効果としてどうかなというのは本当に熟考していかなくてはいけないなと思っているのですが、設計も済んで、
入札も繰り返してきて、やはりここから先は、将来に向かって、
区民の利便性をしっかりと
考えた上で造っていくことが大事なのだろうなと思っております。
もちろん
費用対
効果というのはしっかり我々も理解し、我々
議員としても
区民に
説明できるようにしなくてはいけないと思っていますけれ
ども、しっかりと将来に向かって造っていただきたいと思っておりますので、可決とさせていただきます。
◆ぬかが和子
委員 予算本体で見れば、必要な
事業が盛り込まれていて、本当に執行しなければいけないというのもよく理解しているんですけれ
ども、この間議論してきましたように、
債務負担行為には重大な
問題点があると私たちは
考えています。
ですから、賛成はするわけにはいかないと
考えておりますし、詳細な
理由については本会議で討論をさせていただきたいと思っています。
◆おぐら修平
委員 今まで、私は2007年からかれこれ15年
議会の場に、
区民の皆さんから負託をいただいて議席の1つを預からせていただいていますけれ
ども、
補正予算が
継続審査になったというのは初めての経験です。
また、
執行機関の皆さんとも話しましたら、長年区職員として勤められた幹部職員の方も初めてだということでございました。非常に重い判断、決断も下さなければいけない、このような
状況です。
ただ、この
ペデストリアンデッキ、
問題点については、その原因、今後の改善策については、前回の
総務委員会、また今の
審議の中で我々
委員からも指摘をさせていただき、
執行機関からも様々答弁もありました。これを踏まえて、今後このようなことが二度とないよう、また、こうした
委員会での質疑を踏まえての具体的な改善策、同じようなことがないように具体的な方策について是非示していただきたいと思います。
今回の
補正予算案については、苦渋の決断ですが、可決でお願いします。
◆土屋のりこ
委員 一つは、今回も含まれる不妊治療費助成、確かに
事業としてはまだ区は手続等されているのでしょうけれ
ども、利用する側から見たら、今現在の治療に対して助成する
補助金というのは、今現在はないわけですね。それなのに、代表
質問で聞いたことへの答弁では、それだけを聞くと、さも現在当事者の人が利用できる助成金があるかのように聞こえるということで、印象操作ではないかと思いますし、これだけでなくほかの答弁もそうでしたけれ
ども、不誠実だし、代表
質問を軽視されているということに、いかがなものかと思っています。
それともう一つ、先ほど来の北綾瀬の
ペデストリアンデッキも、
区民の方と
お話ししていて、そういうことよりも、もっと子育てと暮らしの方にきちんと税金生かしてほしいよねということで、
費用対
効果に関してクエスチョンが非常に残るものだということで、賛成いたしかねるということで、反対いたします。
○
吉岡茂 委員長 それでは、これより採決をいたします。
本案は、原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
[賛成者挙手]
○
吉岡茂 委員長 挙手多数であります。よって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○
吉岡茂 委員長 次に、その他に移らせていただきます。
その他、何かございますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
吉岡茂 委員長 その他なしと認めます。
以上をもちまして
総務委員会を閉会いたします。
午前10時02分閉会...